iPhone 16、2025年第1四半期の世界スマホ販売台数で首位獲得

最新の調査によると、2025年第1四半期において、Appleの「iPhone 16」が世界で最も売れたスマートフォンとなった。

上位5機種のうち、上位4機種をiPhoneが占め、「iPhone 16 Pro Max」、「iPhone 16 Pro」、「iPhone 15」が続く。
5位にはSamsungの「Galaxy A16 5G」がランクインした。

前年同期は「iPhone 15 Pro Max」が首位だった。

今回の結果について、標準モデルである「iPhone 16」が「iPhone 16 Pro Max」と同等の高性能チップ（A18）を搭載し、アクションボタンやカメラコントロールボタンなどの機能も搭載したことが要因と分析されている。

トップ10には、Apple製品が5機種ランクイン。
「iPhone 16 Plus」は10位に食い込んだ。
一方、Samsungのフラッグシップモデル「Galaxy S25 Ultra」は7位となった。

特に「iPhone 16」は、日本や中東・アフリカ地域で好調な売れ行きを示した。
中国市場においては、「iPhone 16 Pro」および「Pro Max」は、政府による低価格デバイスへの補助金や、Huaweiなど中国企業の競合により苦戦した。

また、四半期の一部期間のみ販売された600ドル以上の「iPhone 16e」は、発売から最初の1か月で上位10機種にランクイン。
より上位機種の機能を持つことから、「iPhone SE」よりも初年度の販売台数が伸びると予測されている。