Apple、ゲームプラットフォーム強化へ？ 専用アプリをiOS 19とmacOS 15で導入か

Appleが、iOS 19、macOS 15といった次期OSアップデートでゲームプラットフォームとしての地位向上を目指す可能性があることが報じられた。

Bloombergの報道によると、AppleはiPhone、iPad、Mac、Apple TVにプリインストールされたゲーム専用アプリを導入する計画だという。このアプリは、6月9日に開催されるWWDCで発表され、iOS 19およびmacOS 15（またはそれ以降のアップデート）と共に年内にリリースされる見込み。

このアプリは、新作ゲームに関する編集記事、App Storeのゲームセクションへのアクセス、Apple Arcadeへの入り口を提供するほか、フレンドリスト、実績、ランキング、コミュニケーションなど、現在Game Centerが担当している機能を一元化する。Mac版については、App Store外でダウンロードされたゲームにも対応し、ランチャーとしての役割を果たす可能性が示唆されている。

Appleは最近、Apple Arcadeのローンチタイトル「Sneaky Sasquach」を開発したRAC7 Gamesを買収したが、これが大規模なファーストパーティゲームスタジオ構築への第一歩なのかは不明。しかし、Appleがモバイルゲーム市場をさらに強化しようとしている兆候と見られる。

AppleがAAAゲームの開発者やパブリッシャー、ゲーマーからの信頼を得るには、単にゲームアプリをプリインストールするだけでは不十分だろう。Appleのゲームに対する野心は、アプリとその機能が公開される6月9日のWWDCでより明らかになるはずだ。