Apple、「Tap to Pay on iPhone」を欧州など8か国で展開開始

Appleは、iPhoneを非接触型決済端末として利用できる「Tap to Pay on iPhone」を、ベルギー、クロアチア、キプロス、デンマーク、ギリシャ、アイスランド、ルクセンブルク、マルタの8か国で新たに提供開始したと発表しました。

「Tap to Pay on iPhone」は、2022年2月に米国で初めて導入され、iPhone XS以降の機種で利用可能です。専用のハードウェアは不要で、Apple Payや非接触型クレジットカード、デビットカード、その他のデジタルウォレットによる支払いを、安全に受け付けることができます。

 「Tap to Provision」も10か国で導入へ

さらにAppleは、カードをiPhoneにかざすだけでデジタルウォレットに登録できる「Tap to Provision」機能を、オーストリア、クロアチア、チェコ、ハンガリー、イタリア、オランダ、サンマリノ、スロベニア、スイス、バチカンの10か国で近々導入する予定です。これにより、カード情報の入力作業が不要となり、Apple Walletなどの利用がより簡単になります。