Appleのアプリプライバシーラベル、ユーザーのダウンロード判断に影響を与えず？

Appleは2020年、アプリが収集するデータの内容をユーザーが理解しやすくするため、アプリプライバシーラベルを導入した。
これにより、ユーザーは個人データに紐付けられる情報や、ウェブ上でのトラッキングに使用されるデータを確認できるようになった。

プライバシーラベルは業界に先駆け、プライバシー侵害アプリに対する意識を高めるための重要な第一歩となった。
例えば、Signalのようにユーザーデータをほとんど収集しないアプリと、Facebook Messengerのようにあらゆるデータを収集するアプリを容易に比較できるようになった。

しかし近年、App Storeページの下部に表示される自己申告制のプライバシーラベルが、ユーザーのダウンロード判断に依然として影響を与えているのか疑問視する声が高まっている。