Apple Music、他社サービスからのプレイリスト移行ツールを導入へ

音楽ストリーミングサービス間の乗り換えをためらう要因の一つに、プレイリストの移行の手間がある。

Apple Musicは、この問題を解決するため、他社サービスからのプレイリストを簡単に移行できる新機能「Transfer Music from Other Music Services」を導入する。

まずはオーストラリアとニュージーランドでテスト運用を開始しており、ユーザーからの評価が高ければ、他の地域にも展開される見込み。

この機能を使えば、iPhone、iPad、Androidデバイス、またはウェブ版Apple Musicの設定から、移行元サービスを選択し、Apple Musicに移行したいプレイリストを指定するだけで、自動的にライブラリに追加される。Apple Musicに存在しない楽曲は、類似の楽曲が提案される。

Appleは、この移行機能を「サードパーティによって提供される」と説明しているが、実際にはSongShiftの技術が用いられている。

Apple Musicアプリ内でプレイリスト移行が完結することで、ユーザーはより安心してサービスを乗り換えることができ、Appleのサービス収入増加に貢献すると期待される。