Apple Music、Spotifyからの移行を容易にする新機能導入

Appleは、他社音楽サービスからApple Musicへの音楽ライブラリとプレイリストの移行を可能にする新機能を発表した。

この機能は現在、オーストラリアとニュージーランドで利用可能となっている。

他サービスからの移行オプションは、今年2月にAndroid版Apple Musicベータ版で初めて示唆されていた。

Appleは、音楽プレイリスト移行アプリ「SongShift」と提携し、Apple Musicアプリ内に機能を統合した。

これにより、Spotifyなどの音楽サービスからApple Musicへ、楽曲、アルバム、プレイリストを直接移行できる。

移行は、iPhone、iPad、AndroidのApple Musicアプリ、またはウェブ上から行える。

設定アプリ内のApple Music設定から「他の音楽サービスから音楽を転送」オプションを選択し、移行するサービスとコンテンツを選択する。

Apple Musicは楽曲を検索し、一致するものをライブラリに追加する。

一致する楽曲が見つからない場合は、代替バージョンが表示される。

ただし、音楽サービスが作成したプレイリストは移行できず、一部のコンテンツは利用できない場合や、完全に一致するものが存在しない場合もある。

移行元のサービスにあるプレイリストとライブラリは影響を受けず、引き続き利用可能。