タブレット市場、2025年第1四半期はAppleが首位、iPad需要が大幅増

調査会社Canalysのデータによると、2025年第1四半期のタブレット世界出荷台数は3,680万台に達し、前年同期比8.5%増となった。

その中でAppleは、iPadの出荷台数を1,370万台と大幅に伸ばし、前年同期比14%増を達成。
世界市場シェアを37.3%に拡大し、首位を堅持した。

この好調は、新型コロナウイルス感染症の流行初期に購入されたタブレットの買い替え需要の高まりと、近年のiPadハードウェアのアップデートが背景にあると見られる。

一方、Xiaomi、Huawei、HONORといった中国メーカーも、低価格帯をターゲットとした幅広い製品ラインナップと、デバイス間のエコシステム統合を武器に市場シェアを拡大。
特にXiaomiは、出荷台数を310万台と大幅に伸ばし、Lenovoを初めて上回った。