Apple、開発中の折りたたみiPhone外側ディスプレイにパンチホールカメラ搭載か

Appleが開発中の折りたたみiPhoneについて、中国のサプライチェーン情報に詳しいリーカーが、外側ディスプレイにパンチホールカメラが搭載されると主張している。

Weiboアカウント「Digital Chat Station」によると、内側のディスプレイは14.1:1のパネルで画面下埋め込み型カメラを搭載、外側ディスプレイは14.6:1のパネルでパンチホールカメラを搭載するという。

同リーカーは、今回の仕様はAppleの新たなエンジニアリング試作機に関するもので、以前の試作機よりもわずかに小型化されていると述べている。また、側面にはTouch IDセンサーが搭載されるとのこと。

同様の噂は以前にも報じられており、韓国メディアの報道では、Appleが外側ディスプレイにパンチホールカメラを採用したと伝えられていた。

現時点では、パンチホールが使用中に目立つかどうか、Dynamic Islandに内包されるかどうかは不明だが、Face IDの搭載は見込まれていない。

発売は来年と予想される折りたたみiPhoneは、7.8インチの折り目のない内部ディスプレイと5.5インチの外部ディスプレイを搭載すると噂されている。アナリストのミンチー・クオ氏は、デュアルレンズリアカメラに加え、折りたたみ時と展開時の両方で使用可能なフロントカメラを搭載し、あらゆる構成で包括的なカメラ機能を実現すると予測している。

クオ氏はまた、内部スペースを確保するため、Touch IDがサイドボタンに統合されていると述べている。

最終的なハードウェア仕様は今年第2四半期（4月1日～6月30日）に決定される見込みだが、アナリストのジェフ・プー氏は、すでにFoxconnで新製品導入（NPI）段階に入っていると主張している。

量産は2026年第4四半期に予定されており、来年後半に発売される見込み。初代折りたたみiPhoneの価格は2,000ドルから2,300ドルの間になると予想されている。