米国でRCSメッセージが1日10億件以上送信

Googleは、米国においてRCS（リッチ・コミュニケーション・サービス）メッセージが1日に10億件以上送信されていると発表しました。

RCSは、従来のSMSやMMSに代わる通信プロトコルで、より高画質な写真や動画の送信、大容量ファイルの共有、オーディオメッセージ、クロスプラットフォームでの絵文字リアクション、リアルタイムな入力インジケーターや既読確認など、多くの機能が向上しています。

長らくRCSの採用を見送っていたAppleも、iOS 18からRCSをサポート。これにより、iPhoneとAndroid間のメッセージングにおけるデフォルトの通信プロトコルがRCSとなり、メッセージ送信数の増加に貢献しています。

iPhone同士の会話では引き続きiMessageがデフォルトで使用されますが、RCSの普及により、Androidユーザーとのテキストメッセージングがより便利になっています。

RCSは米国の主要キャリアでサポートされていますが、一部の中小キャリアではまだサポートされていません。