ドイツでiPhoneでのPayPal非接触決済が可能に、EUの規制が後押し

ドイツにおいて、PayPalユーザーがiPhoneを利用した非接触決済サービスを利用できるようになった。

これは、EUのデジタル市場法（DMA）が施行され、AppleがiPhoneのNFC（近距離無線通信）技術を第三者企業に開放したことを受けたもの。

これまでiPhoneでの非接触決済はApple Payのみに限られていたが、規制により、PayPalもApple Payと同様のNFCチップへのアクセスが可能になった。

昨年12月には、ノルウェーのVipps MobilePayが同様のサービスを開始しており、PayPalはこれに続く形となる。

ドイツのiPhone関連情報サイトiPhone-Ticker.deによれば、PayPalの「タップ・トゥ・ペイ」機能がドイツ国内のiPhoneで利用可能となっている。