Bluetooth 6.1規格発表、プライバシー強化と省電力化を実現

Bluetooth技術の標準化団体は、最新規格Bluetooth 6.1を発表した。
Bluetooth 6では、センチメートル単位の正確な位置情報追跡を可能にするChannel Sounding機能などが追加されたが、今回の6.1ではプライバシー保護機能の強化に焦点が当てられている。

新機能のRandomized RPA（Resolvable Private Address）は、Bluetoothデバイスのアドレス変更タイミングを予測困難にすることで、不正な追跡を阻止する。
また、アドレス変更処理をデバイスのCPUからBluetoothコントローラーへ移行することで、バッテリー消費を抑制する。

Bluetooth 6対応のスマートフォンは今秋にも登場すると予想され、iPhone 17への搭載も期待される。
特にプライバシーと省電力化に注力するAppleの姿勢から、Bluetooth 6.1の機能も搭載される可能性が高い。