アップル、対米出荷で中国依存を軽減　iPhoneはインドと中国で半々

アップルのティム・クックCEOは、米国向けの製品出荷において、中国への依存度を下げていることを明らかにした。

同CEOによれば、米国に届けられるデバイスのうち、iPhoneを除く製品は主にベトナムで製造されているという。

iPhoneについては、出荷量の半分をインドで、残りの半分を中国でそれぞれ製造し、米国へ輸出する方針。

これは、トランプ政権下で中国製品に高関税が課されたことへの対応と見られる。125％という高関税を回避するため、アップルは中国から米国への製品出荷を最小限に抑える戦略をとっている。