Google Gemini、AI画像編集機能とホーム画面ウィジェットをiOS版アプリに追加

Googleは、iPhone版GeminiアプリにAIを活用した画像編集機能を導入した。これにより、ユーザーはアップロードした画像だけでなく、AIが生成した画像もアプリ内で直接編集可能となる。

具体的には、背景の変更、オブジェクトの置換、要素の追加などが可能。ユーザーは自身の画像をアップロードし、例えば髪の色やスタイルを変えたバリエーションをGeminiに生成させることができる。

Geminiで作成または編集されたすべての画像には、不可視のデジタルウォーターマーク「SynthID」が付与される。GoogleはAI生成コンテンツに対する可視ウォーターマークのテストも行っている。

この新機能は現在展開中で、数週間以内に45以上の言語に対応する予定。

さらに、iOS版Geminiアプリにはホーム画面ウィジェットも導入される。ウィジェットを利用することで、アプリを開かずにカメラ機能、ファイル共有、Gemini Liveでの会話、マイクの起動に即座にアクセス可能となる。

このウィジェットはiOS 17以降に対応し、対象となるすべてのユーザーに来週までに提供される見込み。

スタンドアロンのGeminiアプリは2024年11月にiPhone向けにリリースされ、Dynamic Islandとの連携やGemini Liveのサポートを提供している。