アップル、音楽部門とグローバル渉外部門で幹部人事を発表

アップルは、音楽部門とグローバル渉外部門において、新たな幹部人事を発表した。

音楽部門では、アップルミュージックを長年率いてきたレイチェル・ニューマン氏と、TikTok出身のオレ・オーバーマン氏が共同責任者となる。両名は、アップルTV+やスポーツ関連事業も統括するオリバー・シューサー氏の指揮下に入る。この再編は、エディ・キュー上級副社長の直属であるシューサー氏の負担軽減を目的としているとみられる。

グローバル渉外部門では、欧州とアジアの担当者がリサ・ジャクソン氏（元オバマ政権高官）に直接報告する体制に変更。ジャクソン氏はCEOのティム・クック氏に報告を行う。これまで両地域を担当していたニック・アマン氏は、インドと中国の渉外チームを統括し、トランプ政権との主要な連絡役も引き続き担当する。

アップルでは最近、小売部門、Siri、ロボット工学チームなどでも組織再編が行われている。