Apple、20周年記念iPhoneは中国で製造か デザインの複雑さが理由

Appleは、2027年に発売予定の20周年記念iPhoneについて、製造拠点を中国に置く可能性が高いことが明らかになった。

BloombergのMark Gurman氏によると、記念モデルは「非常に複雑」な設計で、新たな部品や製造技術を必要とするため、実績のある中国の製造拠点が最適と判断された模様だ。

20周年記念モデルでは、折りたたみ式iPhoneや、ガラス素材を多用した斬新なデザインのiPhone Proが登場する見込み。折りたたみ式iPhoneは、iPad miniのようなサイズのディスプレイを搭載し、価格は2,000ドルを超える可能性も指摘されている。

Appleは、米中間の貿易摩擦を受け、製造拠点の多角化を進めているが、Gurman氏は、Appleが主要な新製品を中国以外で最初に発売した例はないと指摘。20周年記念モデルについても、同様の状況が続くと見られる。