アップル、触覚ボタン搭載iPhoneの可能性再浮上か 特許申請で「Bongo」プロジェクト再燃

アップルが以前開発を中止したと見られていた、触覚（ハプティック）ボタンを搭載したiPhoneの開発プロジェクト「Bongo」が、特許申請によって再び注目を集めている。

2022年、アップルはより高価格なiPhoneモデルに、触覚ボリュームボタンと電源ボタンを搭載するアイデアを考案。iPhone 14シリーズに搭載されている標準ボタンと比較して、新しい触覚ボタンは、振動フィードバック専用の触覚エンジンを組み込む予定だった。

この変更は、アップルのベースモデルのiPhoneと、より高価な「Pro」ラインナップとの視覚的な差別化を図ることも目的としていた。

2023年4月、このハードウェアはiPhone 15 Proから突然削除され、Bongoのデザインに関するすべての作業は中止されたと考えられていた。しかし、驚くべきことに、アップルは触覚ボタンのデザインに関する特許を申請していたことが明らかになった。