MacBookの接続規格、Thunderbolt 5とは？Thunderbolt 4やUSB4との違いを解説

AppleはMacBookの接続規格をThunderbolt 4からThunderbolt 5に変更した。
一部の旧モデルでは「Thunderbolt / USB 4」と表記されていたポートもある。

 Thunderbolt 5の主な特徴

* 帯域幅が40Gbpsから80Gbpsに倍増
* ディスプレイ接続は最大120Gbpsに高速化
* 最大240Wの給電に対応
* DisplayPort 2.1をサポートし、最大10K解像度に対応
* 最大10台のデバイスをデイジーチェーン接続可能
* Thunderbolt 3/4、USB4との下位互換性あり

 Thunderbolt 4とUSB4の違い

Thunderbolt 4はUSB4の機能を全て含む上位規格。
USB4は20Gbpsから40Gbpsの速度に対応するが、Thunderbolt 4は常に40Gbpsの帯域幅を確保。
USB4は1つのディスプレイしかサポートしないが、Thunderbolt 4は2つの4Kディスプレイをサポート。

 Thunderboltハブとは

Thunderboltハブは、複数のThunderboltデバイスを個別に接続できる機能。
デイジーチェーン接続のリスクを解消し、最大4つのThunderboltポートを持つハブで、各ポートが独立した「ブランチ」として機能する。

 Thunderbolt 3とThunderbolt 4の違い

Thunderbolt 4は、Windows PCユーザーにとって大きな改善。
Thunderbolt 3では制限されていた機能が、Thunderbolt 4では標準化され、全てのコンピューターでフル機能を利用できる。

 Thunderboltの所有者

Thunderbolt技術は、AppleとIntelが2010年から共同開発しており、Intelが正式な所有者。