Apple「Vision Air」向けとされる新型電源ケーブルの画像がリーク

リーカーのKosutami氏が、Appleが開発中とされる低価格版ヘッドセット「Vision Air」向けの新型電源ケーブルの画像を公開した。

同氏によれば、「Vision Air」は現行のVision Proよりも薄型化され、バッテリー収納部や内部構造の一部にチタンを採用することで軽量化を図っているという。外装の大部分はアルミニウム製で、カラーは現行モデルのシルバーに代わり、青みがかった黒色の「ミッドナイト」になるとのこと。

今回リークされた電源ケーブルの画像には、Appleらしいミッドナイトカラーにアルマイト処理されたアルミニウム製のコネクタが写っている。コネクタはLightningに似た形状だが、ピン数は現行Vision Proの12ピンに対し8ピンと異なり、バッテリーの外観を含めた大幅な再設計を示唆している。一方で、オーディオストラップのコネクタはVision Proと同じデザインのようだ。

Appleは2025年秋から2026年春にかけてM5チップを搭載した第2世代Vision Proを発売すると予想されているが、同時に低価格版の開発も広く報じられている。Kosutami氏が言及している「Vision Air」はこの低価格版にあたると考えられる。

Kosutami氏のリーク実績は玉石混交だが、2023年にAppleがレザー製のモダンバックルバンドをFineWoven素材に置き換えることを最初に予見し、iPhone 15 Proに同梱された新型Thunderbolt 4ケーブルや、iPhone 16 Proの改良された放熱設計や再設計されたバッテリーなどの実物画像も公式発表前に公開している。