Apple、2027年iPhoneで全面ディスプレイ採用か

Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、AppleはiPhoneの20周年となる2027年に、大幅なデザイン変更を伴う新たなiPhone Proモデルを準備している。

この「大胆な」新型モデルは、より広範囲にガラス素材を使用し、特にディスプレイにおいて革新的な進化を遂げるとみられる。

Appleはすでに、ディスプレイ下にFace IDやフロントカメラを埋め込む技術をテストしており、折りたたみ式デバイスの開発も進めている。

2026年にも、iPhone 18 Proでディスプレイ下のFace IDが導入され、Dynamic Islandが縮小される可能性がある。そして、2027年のフラッグシップモデルでは、フロントカメラもディスプレイ下に移動し、長年の噂であった全面ディスプレイデザインが実現するかもしれない。

しかし、Face IDをディスプレイ下で機能させるには、赤外線センサーの干渉を克服する必要がある。透明OLEDパネルや、一時的にサブピクセルを非アクティブ化するLTPOディスプレイなど、いくつかの解決策が検討されている。

フロントカメラについては、すでにAndroidスマートフォンで実績があり、AppleもLG Innotekなどのサプライヤーと協力して、非アクティブ時には穴が見えないディスプレイ下カメラの開発を進めている。

もしAppleがiPhoneの20周年を、2017年のiPhone Xのようなハードウェアの飛躍で祝うのであれば、全面ディスプレイデザインは大きなインパクトを与えるだろう。