アップル、折り畳みiPhoneのOLEDパネルをサムスンDisplayから独占調達へ

Business Koreaの報道によると、アップルが開発中の折り畳みiPhone（通称：iPhone Fold）は、OLEDパネルをサムスンDisplayから独占的に調達する見込み。

通常、コスト削減と品質維持のため複数サプライヤーから調達するアップルの方針とは異なり、今回の決定は注目される。

LG Displayや中国のBOEではなく、サムスンDisplayが選ばれた理由は、「画面の折り目（クリース）を最小限に抑える技術力」にあると業界関係者は指摘する。アップルは部品選定において価格よりも品質を重視しており、サムスンが唯一の選択肢だったという。

折り畳み時の操作には5.5インチの外部ディスプレイを使用し、展開すると7.8インチのiPadのような大画面が現れると予想されている。内部ディスプレイはほぼ折り目がなく、パンチホールカメラが搭載される見込み。

また、Face IDの代わりにサイドボタンにTouch IDを搭載し、内部スペースを確保するとも噂されている。

発売は来年後半とみられ、当初の年間出荷予測900万台を上回り、1500万台に達する可能性もあると業界関係者は予測している。