Apple、開発中の折りたたみiPhoneは画面下カメラ搭載もFace IDは非対応か

情報筋によると、Appleが開発中の折りたたみiPhoneは、折りたたみディスプレイに画面下カメラを搭載するものの、Face IDを構成するTrueDepthカメラの機能は含まれない見込み。

これは、中国のサプライチェーンに情報源を持つリーカーDigital Chat Stationが明らかにしたもの。先日、同リーカーは7.76インチの内部ディスプレイと5.49インチの外部ディスプレイの解像度を公開し、内部ディスプレイが画面下カメラ技術を採用すると主張していた。

今回、Face IDの技術的な課題が浮き彫りになり、折りたたみiPhoneのディスプレイにはシングルパンチホールカメラが搭載される可能性が高まった。アナリストのミンチー・クオ氏も、Appleの折りたたみiPhoneはFace IDの認証を避け、Touch IDのサイドボタンを使用すると予測している。

一方、Appleはより大型の18.8インチの折りたたみデバイスも開発中で、そのプロトタイプにはFace IDの送受信コンポーネントを統合する「金属上部構造レンズ」が搭載されているという情報もある。

ブルームバーグのマーク・ガーマン氏によると、この大型折りたたみタブレットは2028年に発売される可能性がある。また、折りたたみiPhoneは来年後半に発売され、価格は約2,000ドルになると予想されている。