インドでのiPhone生産が急拡大、年間220億ドル規模に

米中間の貿易摩擦を背景に、AppleがインドでのiPhone生産を加速させている。

報道によると、2024年3月末から2025年3月末までの1年間で、インド国内で生産されたiPhoneの総額は220億ドルに達した。

これは前年比60%増という大幅な増加であり、iPhone全体の生産量の20%をインドが占めるようになったことを示唆している。

トランプ政権下での関税措置が、Appleに米国でのiPhone製造を促すという当初の思惑とは異なり、インドへの生産シフトを加速させる結果となっている。