WhatsApp、グループチャット、通話、チャンネル機能を大幅アップデート

WhatsAppは、チャット、通話、チャンネルにおけるユーザーエクスペリエンスを向上させるための新機能を多数発表しました。一部の機能は既に利用可能、または順次展開されています。

 グループチャットのオンライン状況表示

グループチャットでは、参加者個別の名前を伏せたまま、オンラインの人数を表示する機能が追加されました。これにより、メンバーがアクティブかどうかを容易に判断できます。

 グループ通知のカスタマイズ

グループ通知に煩わしさを感じているユーザー向けに、通知設定をカスタマイズできる機能が導入されました。「すべて」の通知を受信するだけでなく、「ハイライト」（@メンション、返信、登録済み連絡先からのメッセージ）のみを受信するオプションも選択可能です。

 イベント機能の拡張

これまでグループチャット限定だったイベント機能が拡張され、1対1のチャットでもイベント作成が可能になりました。「参加検討」の選択肢や「同伴者」の追加、チャットへのピン留めにも対応します。

 リアクション機能の強化

メッセージに対するリアクションをタップすることで、自身のリアクションを追加したり、既存のリアクションに「+1」したりできるようになりました。

 ビデオ通話の品質向上

ビデオ通話の接続安定性が向上し、フリーズや通話中断を軽減するシステムが導入されました。最適な接続経路の探索と、インターネット速度に応じたHD画質への迅速な切り替えが行われます。

 iPhone版限定機能

iPhoneユーザー向けに、ビデオ通話中のピンチ操作によるズーム機能や、添付メニューからのドキュメントスキャン機能が追加されます。また、WhatsAppをiPhoneのデフォルト通話・メッセージアプリとして設定することも可能です。

 チャンネル機能の拡充

チャンネル管理者向けに、最大60秒の短い動画クリップの録画・共有機能、チャンネル共有用のQRコード生成機能、音声メッセージの文字起こし機能が追加されます。

これらの機能は、最新版のWhatsApp（iPhone、Android）で利用可能ですが、一部ユーザーへの展開は数週間かかる場合があります。