スマートホーム企業Aqara、Matter対応を強化 古いハブにも対応拡大

スマートホーム製品を手がけるAqaraは、Matterへの対応をさらに強化すると発表しました。

これまでHub M3のみに搭載されていた「Advanced Matter Bridging」機能を、全てのMatter対応コントローラーとブリッジに拡大します。これにより、Aqaraデバイスと他社製Matterプラットフォームとの連携が容易になります。

Advanced Matter Bridgingを使用することで、Aqaraアプリで作成したシーンや信号を、仮想的なプラグやセンサーに変換し、他のプラットフォームと共有できます。これにより、これまでAqaraのエコシステムに限定されていた高度な機能が、HomeKitなどでも利用可能になります。

また、Aqaraプラットフォームは、他社製のMatter対応デバイスを含む、50種類以上のデバイスタイプをサポートする予定です。ロボット掃除機、調光可能なプラグ、火災報知機、各種センサー、空気清浄機、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、エアコン、ヒートポンプなど、幅広い製品が対象となります。

Aqara Homeバージョン5.1.9およびMatterコントローラーのファームウェアバージョン4.3.5で、これらの機能が利用可能になる予定です。ファームウェアのアップデートは今月後半に予定されています。