iOS 19、デザインを大幅刷新か　WWDCで発表へ

Appleは、6月に開催されるWWDCで次期OS「iOS 19」を発表する見込みです。
関係者の話によると、今回のアップデートでは、iOS 7以来となる大幅なデザイン変更が施される予定です。

 visionOSを彷彿とさせるデザイン

iOS 19は、透過性やUI要素を背景に溶け込ませることでコンテンツを際立たせる「visionOS」にインスパイアされたデザインを採用する可能性があります。
ナビゲーションバーやウィンドウなどのUI要素に浮遊感を与えることで、全体的に透過性の高いデザインになることが期待されています。

 光沢感のあるUI

かつてのMacのAquaインターフェースを彷彿とさせるような、光沢感のあるUIになるという情報もあります。
iPhoneの傾きに応じて、メニュー要素が光を反射するような効果が加わるかもしれません。

 洗練されたライティング効果

UI要素にわずかな光沢や輝きを与えることで、より洗練された印象を与えるライティング効果も検討されています。
例えば、ロック画面の懐中電灯やカメラのコントロールは、動きに合わせて光るガラスのような質感が加えられる可能性があります。

 角を丸くしたボタンとタブバー

ナビゲーションバーやボタンの角を丸くし、背後のコンテンツとの調和を図るデザインが採用されるかもしれません。
また、写真アプリでは、写真がフルスクリーンで表示され、操作メニューが画面下部の細いタブバーに集約される可能性があります。
Haptic Touchメニューやコントロールセンターのオプション、アクセス許可のプロンプトなども、角が丸くなることが予想されます。

 ピル型のタブバー

App Store、Apple Music、Apple TV、写真、電話などの多くのアプリで、画面下部にピル型のタブバーが採用される可能性があります。
また、検索機能は専用のインターフェースを持たず、タブバーから展開するようなデザインになるかもしれません。

 アプリアイコンの形状変更も？

リーカーの情報によると、iPhoneのアプリアイコンがより丸みを帯びた形状になる可能性があります。
ただし、完全な円形になるのか、現在の正方形に近い丸みを帯びた形状になるのかは不明です。

 ナビゲーションと操作性の簡素化

アプリやシステム設定のナビゲーションをより簡単にするため、操作性が大幅に改善されることが期待されています。

 クロスプラットフォームでの一貫性

これらのデザイン変更はiOSだけでなく、iPadOSやmacOSにも適用される予定です。
MacとiPhone間での操作感の違和感を軽減することで、よりスムーズな連携が実現することになるでしょう。