Apple、iOS 18.3.2の署名を停止

Appleは、iOS 18.4のリリースから1週間後、iOS 18.3.2の署名を停止しました。

これにより、iOS 18.4にアップデートしたiPhoneユーザーは、iOS 18.3.2にダウングレードできなくなります。

Appleがアップデート公開後に旧バージョンの署名を停止することは通例であり、ユーザーが古いバージョンのiOSをインストールすることを防ぐ目的があります。

署名とは、iOSのダウンロード時に行われるサーバー側の認証チェックであり、認証を通過したソフトウェアのみがインストール可能です。

ダウングレードを防止することで、最新のセキュリティアップデートが適用された状態を維持し、既知の脆弱性からユーザーを保護します。

iOS 18.4では60件以上の脆弱性が修正されており、未アップデートの場合は速やかにインストールすることが推奨されます。