次期iPad mini、OLEDディスプレイ搭載か

Appleが、次期iPad mini向けに小型OLEDディスプレイの評価を行っていることが、中国のリーカーの情報により明らかになった。

情報源はAppleのサプライチェーンに精通しており、問題のOLEDディスプレイはSamsung製であるという。ただし、現行のiPad mini 7で使用されている60Hz LCDディスプレイよりも高いリフレッシュレートを備えているかどうかは不明。

昨年には、Appleがサプライヤーに将来のiPad miniモデル向けに設計されたOLEDディスプレイパネルを要求していたとの報道があった。

2024年5月には、Samsung Displayが将来のiPad mini向けに8インチOLEDパネルのサンプル開発を開始し、2025年後半に天安の工場で量産を開始する計画であると報じられた。

同じ報告書は、Appleが2026年にiPad miniに加えてiPad AirにもOLEDパネルを搭載すると主張している。

一方、Display Supply Chain Consultants (DSCC) は、8.5インチのOLED iPad miniが2026年に発売予定であり、11インチと13インチのOLED iPad Airモデルが2027年に続く見込みであると報告しており、見解が若干異なっている。

OLEDパネルは各ピクセルを個別に制御できるため、他の一般的なディスプレイ技術と比較して、より正確な色再現とより深い黒を実現できる。また、優れたコントラスト、高速応答時間、より優れた視野角、より優れた設計の柔軟性も提供する。

AppleのすべてのフラッグシップiPhoneはOLEDパネルを使用しており、2024年5月には、同社は初めてiPad Proにこのディスプレイ技術を導入した。

iPad Proモデルとは異なり、iPad miniとiPad Airは、シングルスタックの低温ポリシリコン (LTPS) パネルを採用する可能性があり、ProMotionが欠けている可能性がある。