次期iPad Pro、M5チップ搭載で2025年後半に登場か

Appleの次期iPad Pro、通称M5 iPad Proに関する情報が徐々に明らかになってきた。
現行のM4 iPad Proが2024年5月に発売されたことを踏まえ、過去のiPad Proの発売サイクルから推測すると、M5 iPad Proは2025年9月以降に発表される可能性が高い。

Bloombergのマーク・ガーマン氏の報道によれば、M5 iPad Proは2025年後半の発売予定だが、2026年初頭までずれ込む可能性も指摘されている。
アナリストのミンチー・クオ氏は、M5 iPad Proの量産が2025年後半に開始されると予測している。

価格については、11インチモデルが999ドルから、13インチモデルが1299ドルからとなる可能性が高い。
ただし、M4 iPad Proでストレージ構成の見直しにより価格が引き上げられたことを考えると、今後の為替レートや国際情勢によっては価格が変動する可能性もある。
特に、アメリカで議論されている米国以外で製造されたチップへの関税導入が現実となれば、M5チップを台湾で製造しているAppleは価格設定に影響を受ける可能性がある。

M5 iPad Proの主な変更点は、M5チップの搭載のみとなる見込みだ。
2024年のM4 iPad Proで、OLEDディスプレイの採用、ナノテクスチャガラスのオプション追加、フロントカメラの位置変更、メインカメラのアップグレードなど、大幅な変更が加えられたため、次世代モデルではチップの性能向上に重点が置かれると考えられる。
新しいC1モデムの搭載は、ミリ波対応モデルが登場する2026年以降になる可能性が高い。

今後の情報に注目し、最新情報を随時更新していく。