Apple、ソリッドステートボタン搭載のiPhoneを依然検討中か

Appleが、将来のiPhoneへのソリッドステートボタン（物理的な可動部がないボタン）搭載を依然として検討しているという情報が、中国のSNS「Weibo」のリーカー（情報漏洩者）によって伝えられた。

情報源によると、製造コストは課題ではなく、誤操作を防ぐことが最大の難点となっている模様。現在、触覚デザインの調整や、量産時の長期的な信頼性向上に取り組んでいるという。

ソリッドステートボタンは、シンプルな構造で機械的な摩耗を減らせる上、軽いタッチと強いタッチで異なる機能を実行できる利点がある。しかし、現時点では市場の関心がディスプレイやバッテリー技術の向上に向いているため、プロジェクトは一時保留となっているようだ。

以前、iPhone 15 Proへの搭載が噂されたものの実現せず、その後iPhone 16 Proへの搭載も期待されたが、見送られている。iPhone 17への搭載も予定されていないが、今回の情報から、将来的な搭載の可能性は残されているとみられる。