AirPods Max向け最新ファームウェア更新、iOS 18.4のバグにより配信停止

Appleが先週発表したAirPods Max向けのロスレスおよび低遅延オーディオ対応ファームウェアアップデートが、iOS 18.4のソフトウェアバグにより配信停止となっていることが判明した。

最新ファームウェア（バージョン7E99）は、iPhone、iPad、Mac向けにリリースされたiOS 18.4、iPadOS 18.4、macOS Sequoia 15.4のアップデートと同時に公開された。

しかし、配信開始後、AirPods Maxユーザーからアップデートが正常に完了しないという報告が相次いでいる。現在までに、ファームウェアをインストールできたという報告はない。

Appleは、新ファームウェアにより24bit/48kHzのロスレスオーディオに対応し、音楽制作者がLogic ProなどのアプリでAirPods Maxをプロのワークフローで活用できるようになると発表していた。

原因は特定されていないが、Appleはバグを修正するため、プラットフォームのポイントアップデートをリリースする必要があると見られている。AirPodsのファームウェアサポートページでは、AirPods Max向けのファームウェアバージョン7E99が「近日公開」と表示されている。