WWDC 2025への期待薄、ソフトウェアの失態繰り返すアップルに失望感

Macworldのあるスタッフは、WWDC 2025の発表を見て当初は興奮したものの、すぐに無関心になったという。近年、アップルのソフトウェア面での失態、遅延、未達成の約束が相次ぎ、開発者や顧客からの信頼を損ねている。

WWDC 2025では、ティム・クックCEOらが正直に過ちを認め、今後の具体的な計画を示すべきだという意見が出ている。昨年の次世代Siriに関する誇大広告の二の舞は避けるべきであり、実現しない場合はその理由を説明し、信頼回復に努めるべきだ。

Macworldのポッドキャストでは、今年のWWDCでは新機能発表を一切行わず、2009年のMac OS X Snow Leopardのように、安定性向上に特化したアップデートに注力すべきだとの提案もあった。しかし、株主からの成長圧力もあり、アップルがそのような地味な発表を行う可能性は低いと見られている。

記事は、WWDC 2025が、アップルの失敗を認める退屈な発表となるか、あるいは実現性の低い約束を繰り返す失望的な発表となるかのどちらかだと予想している。いずれにせよ、期待は薄いという。