macOSで画像リサイズを効率化するクイックアクション

macOSの標準アプリ「プレビュー」でも画像のリサイズは可能ですが、ブログへのアップロードなど、特定のサイズへのリサイズ作業が多い場合、クイックアクションの利用が効率的です。

この記事では、Automatorアプリを使って、右クリックメニューから簡単に画像リサイズを実行できるクイックアクションを作成する方法を紹介します。画像編集アプリを開く必要はありません。

 クイックアクションの作成手順

1. Automatorを起動し、新規ドキュメントで「クイックアクション」を選択します。
2. アクションサイドバーから「Finder項目を取得」をワークフローエリアにドラッグし、「ワークフローが受け取る項目」を「イメージファイル」に設定します。
3. アクションサイドバーから「イメージを拡大・縮小」をワークフローエリアにドラッグします。
4. オリジナルの保存を促すダイアログが出ますが、ここでは「追加しない」を選択します。
5. 「イメージを拡大・縮小」パネルで、リサイズ後の幅を入力します。（例：1200ピクセル）
6. 「ファイル」→「保存」で、クイックアクションに名前を付けて保存します。（例：「Resize Image」）

 クイックアクションの使用方法

Finderでリサイズしたい画像を右クリックし、「クイックアクション」→「Resize Image」を選択します。複数の画像をまとめてリサイズすることも可能です。

 キーボードショートカットの追加

「システム設定」→「キーボード」→「キーボードショートカット」で、作成したクイックアクションにキーボードショートカットを割り当てることもできます。「サービス」→「ピクチャ」から「Resize Image」を探し、任意のキーコンビネーションを設定してください。

このクイックアクションをmacOSのワークフローに組み込むことで、画像リサイズ作業を効率化し、生産性を向上させることができます。