ポルシェ、次世代CarPlay搭載見送りか 新型インフォテインメントシステムを発表

高級車メーカー、ポルシェが2026年モデルの911、タイカン、パナメーラ、カイエン向けに、刷新されたポルシェ・コミュニケーション・マネジメントシステム（PCM）を発表しました。

昨年12月に次世代CarPlayへの期待が高まったものの、今回の発表ではCarPlayの搭載は見送られました。

新しいPCMは、レスポンスの向上とAmazon Alexaへの対応が特徴で、CarPlay同様に様々なアプリへのアクセスを提供します。

アップルが発表している次世代CarPlayは、空調やラジオなどの車両機能の制御、メーカーごとの高度なカスタマイズが可能なもので、自動車メーカーとiPhoneの統合を目指すものです。

ポルシェが以前に公開したデザインでは、ブランド特有のシートパターンを模した壁紙が採用されていましたが、今回のPCMは、ダッシュボード全体をCarPlayが占有するものではないようです。

アップルは現在までに、次世代CarPlayに関する正式な提携を発表していません。