AirPods Pro 2の聴覚ケア機能、豪州、ブラジルなどでも利用可能に

Appleは、AirPods Pro 2に搭載されている聴覚ケア機能を、オーストラリア、ブラジル、サウジアラビア、コロンビアで順次展開すると発表しました。

これらの国々では、AirPods Pro 2ユーザーは、聴力測定テストで聴力損失の有無を確認し、聴力損失が検出された場合には、臨床グレードの補聴器機能を有効にして、周囲の音や声を調整し、聴こえを改善できます。パーソナライズされた聴覚プロファイルに基づいて、音楽、ビデオ、通話の音量も最適化されます。

また、大音量低減機能は、大きな音を抑制し、聴覚を保護します。AirPods Pro 2は、H2チップにより、毎秒48,000回の頻度で騒音を低減するパッシブノイズリダクション機能も備えています。大音量低減機能は、外部音取り込みモードおよびアダプティブオーディオモードで自動的に有効になります。

聴力測定テストは、AirPods Pro 2がiPhoneに接続されている際に、設定アプリのAirPodsセクションからアクセスできます。補聴器機能は、軽度から中程度の聴力損失を持つユーザーのみが利用できます。

Appleによると、聴力測定テストと補聴器機能は、iOS 18.4および最新のファームウェアアップデートのリリースに伴い、これらの国々で利用可能になる予定です。聴覚ケア機能は、iOS 18.1のリリースと共に提供が開始され、現在では100以上の国と地域で利用可能です。