macOS 16、今秋リリースか　デザイン刷新とApple Intelligence機能強化に期待

Appleは、次期Mac用OS「macOS 16」を今秋リリースすると見られる。
6月に開催されるWWDC（世界開発者会議）で詳細が発表される見込みだ。

現時点でAppleからの公式発表はないものの、
macOS 16ではデザインの刷新に加え、
Apple Intelligence関連機能の強化が期待されている。

BloombergのMark Gurman氏によると、
macOS 16はiOS 19やiPadOS 19とともに、
Apple Vision ProのオペレーティングシステムであるvisionOSをベースにした
新たなUIを搭載する可能性がある。
これにより、Appleはプラットフォーム間の整合性を高めることを目指すという。

また、Apple Intelligence機能の継続的な開発に加え、
Siriの大幅なアップデートも予定されている。
ただし、SiriのアップデートはiOS版が先行するため、
macOS版への反映はさらに遅れる可能性もある。

ハードウェア面では、macOS 16がMシリーズチップ搭載Mac専用となる可能性も指摘されている。
対象機種は、MacBook Air（M1以降）、MacBook Pro（M1以降）、
iMac（M1以降）、Mac mini（M1以降）、Mac Studio（M1 Max以降）、
Mac Pro（M2 Ultra以降）と予想される。

名称については、過去の例からカリフォルニア州に関連する名称が用いられる可能性が高い。
内部では「Cheer」というコードネームで呼ばれているとのこと。

WWDC後には開発者向けベータ版がリリースされ、
約1ヶ月後には一般向けのパブリックベータ版が公開される予定だ。