macOSのフォルダを画像変換ツールに変える方法

macOSでは、Finderのクイックアクションやプレビューアプリで簡単に画像形式を変換できます。しかし、ブログへのアップロードなど、日常的に繰り返し画像変換を行う場合、フォルダアクションを利用すると作業効率が大幅に向上します。

この記事では、macOSのAutomatorアプリを使って、特定のフォルダに画像を入れるだけで自動的に変換される簡単なフォルダアクションの作成方法を解説します。手動でクイックアクションを実行したり、画像編集アプリを開いたりする必要はありません。

# Automatorで画像変換フォルダを作成する手順

1. アプリケーションフォルダからAutomatorを起動。
2. 新規ドキュメントを作成し、種類として「フォルダアクション」を選択。
3. ワークフローエリア上部のドロップダウンから、アクションを適用するフォルダを選択（例：ダウンロードフォルダ）。
4. ライブラリから「写真」を選択し、「イメージのタイプを変更」アクションをワークフローエリアにドラッグ。
5. 変換後の画像形式を選択（例：JPG）。
6. オリジナル画像を保持する場合は「追加」を選択。オリジナル画像を変換する場合は「追加しない」を選択。
7. 「ファイル」→「保存」でアクションを保存（例：ファイル名を「Convert Image」とする）。

これで、指定したフォルダに画像をドラッグ&ドロップするだけで、自動的に指定された形式に変換されます。

# アプリケーション化とショートカットへのインポート

Automatorのワークフローをスタンドアロンの「アプリケーション」に変換することも可能です。アプリケーション化されたworkflowはDockに追加でき、そこに画像をドロップするだけで変換が実行されます。

さらに、Automatorのワークフローはショートカットアプリにインポートできます。ショートカットはほとんどのAutomatorワークフローを変換し、同じ機能、イベント、自動化を実行します。ワークフローファイルをショートカットにドラッグするだけで、自動的に変換されます。

*この記事はMacRumors.comに掲載された記事を元にしています。*