iPhone 15 Pro以降に搭載された「アクションボタン」の活用術 – Macworldが解説

Appleは、iPhone 15 Pro以降のモデルで、従来のミュートスイッチを多機能な「アクションボタン」に置き換えた。Macworldが、このアクションボタンの活用法を詳しく解説している。

アクションボタンは、長押しすることでiPhoneのミュート/ミュート解除を切り替えることができる。しかし、単なるミュートスイッチの代替に留まらず、設定メニューから様々な機能を割り当てることが可能だ。

アクションボタンに割り当て可能な機能の例:

* サイレントモード: ミュート/ミュート解除の切り替え
* 集中モード: 選択した集中モードの有効化
* カメラ: カメラアプリの起動（写真、セルフィー、ビデオなど選択可能）
* Visual Intelligence: (iOS 18.4以降) 画像認識機能の起動
* フラッシュライト: フラッシュライトの点灯/消灯
* ボイスメモ: ボイスメモの録音開始/停止
* 音楽認識: Shazamによる楽曲認識
* 翻訳: 音声翻訳
* 拡大鏡: 拡大鏡機能の起動
* コントロール: コントロールセンターの特定のコントロールの実行
* ショートカット: ユーザーが作成したショートカットの実行
* アクセシビリティ: アクセシビリティ機能の有効化/無効化

中でも注目は「ショートカット」機能との連携だ。これにより、アクションボタンの可能性は無限に広がる。例えば、コントロールセンターを瞬時に開くショートカットを作成したり、iPhoneの向きによって異なる機能を割り当てたり、時間帯や場所に応じてアクションを変更することもできる。

ショートカットを使いこなせば、アクションボタンはiPhoneの操作性を劇的に向上させる強力なツールとなるだろう。