Apple、独自開発モデム「C1」をiPhone 17 Airに搭載か 次世代「C2」はiPhone 18 Proに搭載との噂

AppleがQualcommからの脱却を目指し開発した独自モデム「C1」が、先月発表されたiPhone 16eに初搭載された。

最新の噂によれば、この「C1」モデムは、今年後半に発表されるであろう超薄型iPhone「iPhone 17 Air」にも搭載される見込みだ。この情報は、著名アナリストのミンチー・クオ氏が昨年から示唆していたもので、今回、GF Securitiesのアナリスト、ジェフ・プー氏も同様の見解を示している。

プー氏によると、次世代の「C2」モデムは、来年発表されるiPhone 18 Proモデルに搭載される予定だという。この「C2」モデムは、全体的な速度向上に加え、米国でのミリ波（mmWave）への対応、さらなる電力効率の改善が見込まれている。

なお、iPhone 17 Proモデルには引き続きQualcommのモデムが搭載されると予想されている。

AppleとQualcommのモデム供給契約は2027年3月まで有効であり、Appleは独自開発モデムへの移行に十分な時間を有している。Appleは出荷の数年前からチップの開発を行っているため、次世代の「C2」および「C3」モデムの開発に着手していることは驚くには値しない。

Appleは、「C1」モデムが過去最高の電力効率を実現したiPhoneモデムであると発表しており、実際の使用環境およびシミュレーションによる5G速度テストの結果も良好だったという。