Appleのサプライチェーンアナリスト、Ming-Chi Kuo氏は、新型HomePod（スクリーン付き）が2025年の第3四半期に大量生産に入ると再度強調しました。

Kuo氏が言及しているのは、Appleの噂のスマートホームハブで、四角いiPadのようなスクリーンがHomePod風のスピーカーベースに取り付けられたり、壁に取り付けられたりすると予想されています。彼の予想が正確であれば、このデバイスはAppleの年次開発者会議WWDC（6月開催）の後に大量生産に入ることになります。

Kuo氏は元々、スクリーン付きHomePodが2025年の第1四半期に大量生産に入ると予想していましたが、"ソフトウェア開発の問題"により製造が遅れたと述べています。Appleは先週、WWDC2024でプレビューしたSiriのパーソナライズされたバージョンの開発が予想以上に時間がかかっており、新しいSiri機能のロールアウトを"来年"に見込んでいると発表しました。これが原因でAppleのスマートホームハブの発売が延期されたとも考えられます。

また、デバイスのインターフェースが今年後半に予定されているソフトウェアアップデート、iOS 19と一致するようにするための遅延もあるとKuo氏は述べています。これは、Appleの噂のvisionOS風のソフトウェア再設計計画に関連しているかもしれません。

Appleのスマートホームハブは、6インチまたは7インチのディスプレイとA18チップが搭載されると噂されています。これにより、ユーザーはスマートホームアクセサリを制御したり、FaceTimeビデオ通話をしたり、家の中の部屋間でAppleのインターコム機能を使用したりできるようになるでしょう。Apple設計のカメラを備えたホームセキュリティシステムとしても機能するかもしれません。

ホームハブが2025年末に発売されるのか、遅延により2026年まで延期されるのかはまだ不明です。